2011/07/15

YAMAHA SRの歴史

1978年の発売以来、30年以上の長きに渡って販売され続けているYAMAHA SR(2008年にいったん生産終了、2010年にインジェクションモデルとなり再販)。
 オフロードバイクであるXT500をベースに開発されたその車体はシンプルながら飽きのこないデザインと車体構成を持ち、単気筒エンジンからの整備の簡便さ等も相まって日本においてカフェレーサー、トラッカー、チョッパー等様々なカスタムのベースとして使用されています。
 1978年式
タイヤサイズはF19インチ、R18インチ。今のタンクより細身の通称ナロータンクが装着されていました。
 1973年式
キャストホイールに仕様変更。SR400/500SPに名前も変わりました。今は結構人気があるキャストホイールですがこの時代は不人気。「大八車」なんて言われてたそうです。
 1985年式
私のSR500の年式。この年からFホイールがドラムブレーキになり、18インチに。また、ステップがやや後方に移動。純正でバックステップになりました。
 1993年式
88年にキャブが負圧式に変更された後、この年式で電装が一新されました。ステップがフォワード化され楽なポジションに。
一番売れたのもこの辺の時代。
 2008年式
2001年からFホイールが再びディスクになりました。写真は30周年記念車。
ここでキャブの時代は終了。
2010年式
インジェクションになりサイレンサーやサイドカバーが若干大きくなりましたが基本的なスタイルは変わっていません。



とまあ、各年式を見て思ったんですが、本当基本的に変わっていません。傍から見たら適当に似たような写真並べただけに見えるかも(笑)。我ながらマニアックな記事。

しかし、「変わらないこと」、これが多くのカスタムパーツを生み、同時にショップが増えていくことにもなり、日本のカスタムカルチャーを支えてきたことを考えれば偉大な存在。

もちろんノーマルを大事に乗っている方も多く、街を歩けば必ず一台くらいはSRを見かけます。日本のスタンダードバイクと言っても過言ではないかも。



これからも長く作り続けてほしいと思います。

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